イタリアで一人でクリスマス

久しぶりに投稿します。

 

今回はイタリアはピザの本場ということで、ピザについての思い出を書こうかと。

私のイタリア人の相方がピザが大好きで、下手したら週に2回食べることになりそうなピザ。

ピザ発祥の町ナポリでもピザを食べ、チョコレートが載っているピザに挑戦したこともあります。

 

その中で一番印象に残っているピザは、クリスマスのときに食べたピザ。

 

イタリアに来て初めて迎えるクリスマス。

相方とはまだ知り合っておらず、イタリア人の友達はみんな家族でご飯。

一人でクリスマスを過ごすことになりそうなとき、日本人の友人も一人だということで一緒にピザを食べることに。

イタリア人経営のピザ屋さんは全てお休みなため、アラブ人が経営しているピザ屋さんに。

そこには、一人で来ている人が大勢。

イタリアのクリスマスは家族で過ごすことが通例ですが、そこには私たちのような人が集まっていました。

お店はクリスマスのデコレーションがされていて、かわいらしい雰囲気でしたが、一番印象に残っているのはピザの配達用の箱が机から天井いっぱいまで螺旋階段上に積まれていたこと。完成させるのに、どれだけ時間がかかったのだろう…。友人と想像を膨らませました。

その後ハムがのっているピザを2枚買って、友人の家に行きます。

いつも賑わっているはずの外には人や車が全く無く、しんと静まり返っていました。

日本と違うクリスマスの雰囲気に驚き、私たち二人だけどこかに取り残されたような気持ちになりました。

その後友人の家に行って、色々なことを話しながらピザを食べ、静かなクリスマスを過ごしました。

今でも思い出すと、寂しいような暖かいような、でもほっこりとした気持ちになります。

 

最近食べたいのは照り焼きチキンがのっているピザです。

絶対イタリア人からは邪道だと言われますが。